【写真説明】左写真は現在の屏東県春日郷古華村入口。日本時代のコワバル社が源(みなもと)。但し、春日郷の他のパイワン族村落と同様、平地に移遷してきた後の集落である。枋寮を過ぎ省道1号線を少しだけ南に下るとこの1号線と交差する屏東県郷道146号線があり、そこを東側に入ると古華村入口である。左写真右側の道路がそれで、そのままマンゴーの畑を両側に見ながら平坦地を山間(やまあい)に向かって数キロ進むと「旧古華村」に着く。それが中央写真で、この案内板のある場所から146号線は士文村(日本時代のスボン社、又は率芒社)に向かって山を登り始める。つまり、旧古華村の一部は既に平地であり、コワバル社の当地、現代台湾風の地名の付け方では「老古華村」と呼べるものは山中深くにあるのであろうが、この案内板横に立つ地図上にある「古道」を丁寧に辿るしかなさそうだ。右写真は旧古華村内に残る教会遺構。
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