【写真説明】現在の台湾電力雲海保線所、元々は日本時代の尾上駐在所である。標高は2,360メートル。尾上の名は、この保線所後方にある尾上山(標高2,652メートル)として残っている。古道歩きの一つとして古道入口からこの尾上山頂上までの往復日帰りという方法もある。雲海保線所は西側古道入口から約4.5キロの距離にあり、2時間程度の歩行、最初の大きな休憩地となる。保線所の建物は日本時代の駐在所からはすっかり改築されてしまったが、日本建築を受け継いだ木造である。日本時代の遺物としては建物後方に貯水槽がる。広い庭が保線所の前に広がり、能高山に臨む。正に雲海の名の通り、台湾3,000メートル峰の絶好の展望所である。又、この庭での露営は自由である。
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