
【写真説明】台湾の国立公園第一号である墾丁国家公園は少なくとも海岸線を離れて海の色を眺めている限りは美しい。同公園の喧しさは年々酷くなるばかりで、それに関しここで特に筆を起こす気力は無い。これら三枚の写真は各々異なる時期に同国家公園の入口とも呼べる南湾を撮影したものである。いずれも南湾の海岸線と原子力発電所のドームが写る。発電所も立派に国家公園に包含されている。左写真は2001年9月、中央写真は2003年1月、右写真は2003年11月の撮影、右写真は大山母山(標高325メートル)の山裾から南湾を望んだものである。一時期、いずれも標高400メートル以下の低山である同国家公園内の山々を集中的に登ったことがある。墾丁国家公園は台湾の海洋公園の代表みたいなイメージがあるが、実は山側が麗しい公園であるというのが私の持論である。
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