2008年09月06日

玉山古道(新高山歩道)−5

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【写真説明】これら三枚の写真は嘗ての阿里山森林鉄道の終点阿里山駅、今は沼平駅と呼ばれる駅周辺の桜の開花時の風景である。台湾人の桜を鑑賞する様が垣間見れると思う。すぐに判ると思うが、何故か赤い服を着ている人が多く、満開の桜と似合っていると言えばそう言えるかもしれない。2003年3月下旬の撮影である。中央写真の桜の木の後方が「祝山観日歩道」入口で、日本時代、鉄道が敷かれた当初は登山客はここから新高山を目指して歩き出した。
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2008年09月13日

玉山古道(新高山歩道)−6

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【写真説明】左写真は省道18号線沿に残る「児玉駅」プラットフォーム。この上に立ち日の出に歓声を上げる遊楽客は多い。但し、嘗ての森林鉄道のプラットフォームであったことに気付く人は殆どいないと思う。中央写真は嘗ての「新高口駅」跡。往時を伝えるものは一切残っていない。登山口は同写真奥の道路標識が立っている部分。ここは同時に霞山林場支線と石水山林場支線の起点だった場所で、既に軌道は取り外されているが、右写真のような残骸が残る。
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2008年09月20日

玉山古道(新高山歩道)−7

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【写真説明】省道18号線脇にある鹿林山登山口から鹿林山荘までは、僅か700メートルの登りだが、この登山道は日本時代から使われていたようだ。「玉山回首」(曾恵香編撰、玉山国家公園管理処、1990年4月初版一刷)の中に、旧阿里山駅脇の新高山歩道入口付近で撮影されたとキャプションのある女学生登山隊の集合写真が採録されているが、撮影場所は明らかに旧阿里山駅ではない。その写真後方に階段が写っているのだが現在の鹿林山登山口に設けられた階段とそっくりだ。寧ろその写真を元にして林武局が階段を拵えたと勘繰りたくなる。もう一つはこの登山道の古色蒼然とした雰囲気で、古道の名に相応しいのだが、当時何故ここに登山道が設けられていたのか判然としない。登山道沿いには明らかに日本時代に設けられた側溝等が見られるので林場線とこの後すぐに紹介する鹿林山荘との連絡道だったのかもしれない。左写真はそのような雰囲気が伝わる一枚。一度歩くだけの価値は大いにある。 
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ラベル:玉山 新高山
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2008年09月27日

玉山古道(新高山歩道)−8

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【写真説明】左写真は鹿林天文台下、即ち鹿林前山(2,862メートル)頂上足下から玉山連峰並びに、玉山主峰に連なる稜線を望んだもの。最後方右側稜線の最高所が主峰(3,952メートル)、その左側が、北峰(3,858メートル)・北北峰(3,883メートル)、同写真右手が鹿林山(2,895メートル)の稜線でそこから弧を描きながら玉山主峰に競り上がる稜線は、順に麟趾山(2,854メートル)、玉山前峰(3,239メートル)、西峰(3,467メートル)である。又、同写真右奥には、郡大山、並びに秀姑巒山を含む台湾中央山脈最高段が見える。更に、写真左側に見える道路は新中横(手前省道18号線、奥が21号線)で嘗ての阿里山森林鉄道林場線の軌道を外しそのまま自動車道にしたものである。
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ラベル:玉山 新高山
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