2009年08月01日

パイワン族秘道−17:森丑之助「生蕃行脚」の世界-5

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【写真説明】左写真は旧パイルス社入口に立つパイワン族男女の像。中央石碑上部に掛かる頭骨はイノシシ+アルファである。中央写真は復元された頭目の家。来訪者の宿泊が可能になっている。右写真は日本時代の衛生所跡に立つ案内板。

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ラベル:台湾 台湾古道
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2009年08月08日

パイワン族秘道−18:森丑之助「生蕃行脚」の世界-6

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【写真説明】左写真はパイルス社の頭骨架(首棚)を目指し草叢を進む。中央写真はその頭骨架。私自身初めて見た台湾原住民族の頭骨架であるが、最早原型を殆ど留めていない。右写真はボガリ社への連絡道入口付近に設けられた見張り台だが、現代の来訪者向けのアトラクションみたいなものだ。ボガリ社への連絡道はご覧の通りで現地の案内人無しではとても入り込む気にはならない。

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2009年08月15日

パイワン族秘道−19:森丑之助「生蕃行脚」の世界-7

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【写真説明】左写真はブツンロク社頭目の家跡の草叢を切り開く様子。中央写真はその頭目の家屋前に設けられた露台の一部。右写真はブツンロク社跡で見掛けた女郎蜘蛛。台湾の女郎蜘蛛は日本産に比べたら細身だ.、獲物はクマゼミ様の蝉なので女郎蜘蛛は相当な大きさであることが判る…こう書いてはてなと考えた。私がイメージしている日本の女郎蜘蛛は本当に太めなのか?台湾の女郎蜘蛛に取り絡められた獲物は果たして本当にクマゼミの類なのか?前者は調べてすぐ判った。多分日本と台湾の女郎蜘蛛は体長に然程差はないかもしれない。私の頭にあった日本の女郎蜘蛛は実は黄金蜘蛛(コガネグモ)、鹿児島県加治木町の蜘蛛合戦のそれである。クマゼミの羽は日本産も台湾産も透明であるが、写真のものは黒々としている…

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2009年08月22日

パイワン族秘道−20:森丑之助「生蕃行脚」の世界-8

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【写真説明】左写真はボガリ社入口近くで、旧警備道を離れ山側へ分け入り頭骨架を目指す様子。右写真二枚はその頭骨架の袂に日本時代に建てられた「ボンガリ頭骨塚」。まだはっきりと読める。森丑之助の「生蕃行脚」では「ボガリ」の表記だが、塚の文字は「ボンガリ」になっている。日本の墳墓様式なのだが、墓石の下は空洞になっている。まさか、そこに無造作に頭骨を投げ込んだとも思われない。納骨堂と考えた方が判り易い。台湾の原住民旧社に今現在このような頭骨塚が幾つ位現存しているのかは判らない。残っているとすれば大概はこのようなこじんまりとした墳墓様式のはずだ。実は最大の頭骨塚、というより文字通り見上げるように堂々とした納骨堂は実は宜蘭市街地中心に残る。それについては何時か紹介する機会があると思う。

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2009年08月29日

パイワン族秘道−21:森丑之助「生蕃行脚」の世界-9

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【写真説明】左写真は東京大学総合博物館所蔵「東アジア・ミクロネシア古写真資料画像データベース」の鳥居龍蔵台湾コレクションの中にあるボガリ社の頭骨架。7007番で「首棚」のキャプションしかないが、明らかに「ボカリ社」の頭骨架である。右二枚の写真は現在の同頭骨架の様子。7007番の写真と大体同じ位置ではないかと考えている。実際頭骨が残っているので頭骨架とな何だったのか?イメージし易いが、規模の大きかったボガリ社の頭骨架全体をイメージする為には、今や草叢が深過ぎる。それらを切り払い整備すれば非常な文化遺産となるのだが。

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