【写真説明】「生蕃行脚」の終点になるカピアガン社(現泰武郷佳平)、クワルス社(同泰武)については既に以前の記事で紹介済みである。プンティ社(同佳興)旧社はまだ訪ねる機会が無い。現在のプンティ社で旧社に入るのにどのくらい掛かるか?と聞いたら、さあ、相当掛かると言われたので当時は諦めた。左、中央写真はその現在のプンティ社の道路脇に立つモニュメントと集落。「プンティ」の文字が読める。中央写真右奥稜線の最高点は戸亜山(標高985メートル)、戸亜とは「トアアウ」の漢音訳で、トアアウ社のあった場所、今は大後社と呼ばれている。「生蕃行脚」の中には出て来ない。その稜線の更に奥、雲に隠れた部分が来社山(標高1,854メートル)である。トアアウ社については追って紹介する機会があると思う。右写真は、現在のクワルス社(泰武)の派出所付近から北大武山を望んだものだが、下掲の記事中にある「正に屏風の如く立ち上がった」様は表現出来なかった。本ブログ中にも大武山の写真は相当数掲載してきたし、ブログ「台湾百岳」に掲載した写真で我慢して貰うしかない。
[写真をクリックして拡大] 本文へ...