明けましておめでとうございます。本拙ブログは足掛け五年目を迎えました。本年も何卒ご愛顧いただけるよう宜しくお願い致します。2010年の最初の記事は昨年からの関山越嶺古道の継続ですが、今回掲載した写真三枚の内、中央写真の古道残存状態は、私がこれまで見た中では、嘗ての警備道とそれをベースに建設された現代自動車道との関係を実に明確に切り取って見せているという点では台湾隋一の部分だと思います。
【写真説明】向陽山大崩壊直下に掛かる雲海橋。その雲海橋の下から現在の南横東段に沿う形で古道が残存しており、場所によっては車を停めてその古道に降り立てる場所もある。断崖絶壁面に心細い感じで開鑿された様子がよく判る。右写真は、[土亜]口派出所裏に残る日本時代の渓頭駐在所跡、最高点から東側の警備道はこの写真地点に下りて来ていた。
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