2011年04月02日

能高越嶺古道−21

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【写真説明】「能高山越嶺古道−17」で紹介した富士見駐在所跡であるが、これまでは大凡の位置は判っていても実際の駐在所跡は特定出来ていなかった。今回探し当てたのが掲載した三枚の写真である。古道の脇に小道が付いていたのには前回まで気付かなかった。そこを入っていくと、ちょっとした広場になっており、原住民の狩り場の休憩所になっていた。そこが駐在所跡であったことは残っている石塁で十分確認出来る。

富士見駐在所は、古道西段入口付近にあったトンバラ駐在所と今は雲海保線所になっている尾上駐在所の中間に配置されていた駐在所で、富士とは、マヘボ富士のことであろうというのが、前回の記事で書いた私の推察である。(続く)
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2011年04月09日

能高越嶺古道−22

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【写真説明】天池山荘はその改築が2005年には発表されたにも拘わらず、その後なかなか着手されなかったが、今回行ったら山荘の外壁は粗方剥がされ改築が開始された所に出食わした。改築が完成するまでの間は、山荘側がテントを貸し出すようになっているようだ。現在の山荘自体は1993年(民国82年)設立、今年改築を完了させられれば、目出度く中華民国百年事業の一つに列せられるかもしれない。

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2011年04月16日

内本鹿越嶺古道

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【写真説明】台東県延平郷紅葉村は、紅葉、清水、楓、嘉嘉代、桃林、橘、寿、常盤、朝日、出雲。。。と中央山脈を超えて高雄県六亀に抜ける内本鹿越嶺古道の東側起点である。延平郷はブヌン族が集中して居住する地、紅葉村を有名にしているのは、温泉と今は台湾500元紙幣の図柄にもなっている紅葉少年野球チーム(紅葉少棒隊)である。前者は2009年の八八水災で壊滅的な被害に遭っているはずだ。後者のエピソードは台湾に興味のある方はよくご存じだと思うので省く。私がその紅葉少棒記念館を訪ねた時には館内に王健民の等身大のポスターが掛けてあった。その記念館の裏手、一段高くなった道路の向かい側に派出所がある。その派出所の裏に廻ってみたら、何と、日本時代の駐在所そのままの建物が残っており驚いた。

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2011年04月23日

能高越嶺古道−23

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【写真説明】キャベツは台湾の高山野菜を代表する。初めて清境農場付近まで上がってきてキャベツ畑を目撃した時は、新鮮な驚きがあった。そのくすんだ緑色とキャベツのサイズ、それに山のガスが絡んだ風景に対してである。清境農場付近(左写真)と濁水渓を挟んで対岸の精英村平静部落(中央写真)のキャベツ畑を並べた。右写真はその平静(トーダ社)から清境農場側を平静国民小学校越しに望んだもの。同写真下に写る建物群後方に濁水渓があり、建物後方に写る岩峰、斜面とも対岸である。

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2011年04月30日

能高越嶺古道−24:精英村平静(1)

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【写真説明】南投県仁愛郷精英村平静部落、トーダ社(右写真にローマ字表記)の国民小学校。当時ここにテントを張らせていただいた。前にも書いたことがあるが、台湾では学校は露営地としては最高級の場所であるが、次第に締め出されつつある。但し、原住民主体の学校はまだまだ親切だ。

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