2013年12月07日

淡蘭古道−2

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【写真説明】左写真は淡水河左岸河口、新北市八里区八里渡船頭(埠頭)から対岸の淡水区を望む。同写真奥の山塊は陽明山群峰。古台北は淡水沿いに発展し、やがて遡り、宜蘭を代表する東海岸を山越えで目指した。右写真は、古台北と東海岸を結ぶ古えのコース途中、日本人観光客にも人気のある新北市瑞芳区九份の南に位置する三貂嶺から南東方面になる太平洋側を望む。同写真右奥に写る島嶼が亀山島。古台北から東海岸を目指した人々はこの眺望を目指した。

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2013年12月14日

淡蘭古道−3

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【写真説明】左写真は、新北市瑞芳区内台湾鉄路平渓線侯[石同]駅近くにある三貂嶺古道入口付近に立つ指導票。「金字碑古道」と刻まれているが、この古道段最上部に通称「金字碑」が現存しているからである。中央写真はその古道入口付近の古道の様子。右写真は古道入口付近に設けられた休憩所と休憩を楽しむ人々。総じて草臥れた感じがしないでもないが、昔から台北近郊の人々に良く歩かれて来た証左とも言える。下掲左側写真は、古道最上段、三貂嶺直下の岩壁を利用した「金字碑」。右写真は古道を登り切った場所にある広場に現存する「奉憲示禁」碑と「探幽亭」と額された休憩所。

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2013年12月21日

淡蘭古道−4

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【写真説明】左写真は台湾鉄道宜蘭線福隆駅と石城駅との間を結ぶ旧草嶺隧道の北側、即ち福隆駅側入口付近の様子、旧トンネルはサイクリング・ロード化され、そのトンネルの両側は遊楽客の為にレクリエーション施設が完備している。中央写真はその旧トンネルの福隆側入口、日本時代開鑿のトンネル上部に「制天嶮」の額が掛かる。右写真は同トンネルの石城駅側から、その「天嶮」―東側隆隆山(標高433メートル)と西側福隆山(同474メートル)を結ぶ―を仰ぎ見る。下掲左写真は、福隆側入口付近に大事に保存されている「故吉次茂七郎紀念碑」、同碑裏側には「吉次君ハ福岡縣ノ人」で始まる吉次氏の経歴と遭難の顛末が記されている。右写真は、「白雲飛處」の額が掛かる石城側旧トンネル出入口付近の様子。

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2013年12月28日

淡蘭古道−5

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【写真説明】筆者は、隆嶺古道を福隆側から石城側に抜けた。旧トンネル出入口付近からすぐに古道が始まっているわけではなく、アスファルトの敷かれた地方道と古道然とした山道を交互に歩かされ実に判りにくかった。加えて、ご多分に漏れず、正々堂々の指導票は無く、ゲリラ的なサインを拾いながらの踏査になった。左写真はそんなゲリラ的指導票の例。中央写真は古道最高点近くの古道の様子。右写真は古道最高点にある古木と土地公、ここから一気に前回記事で紹介した天嶮を太平洋側に文字通り駆け降りる。下掲左写真は古道途中で見付けた(旧)台北県と宜蘭県の境界を示すオブジェ、2009年の撮影なので今でも現地に残っているかどうか?右写真は古道の石城側出入口、省道2号線脇。
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