2016年09月03日

『水の古道』曹公[土/川]−10

Kodou-1783.jpg Kodou-1784.jpg Kodou-1789.jpg
【写真説明】左写真は曹公[土/川]抽水(取水)口に併設されている高雄農田水利会九曲堂工作站内に引き込まれた取水口からの水路。同水利会鳳山工作站と同じように、日本時代から同地に存在したはずだ。中央写真は、現在の曹公[土/川]取水口の様子。右写真は、道光年間開鑿時の取水口の現在の様子で、筆者の背中に古水門が保存されている。下掲載写真は、曹公[土/川]史蹟公園の駐車場とその中に設けられたバス停。
[写真をクリックして拡大] 本文へ...
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 『水の古道』曹公[土川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

『水の古道』曹公[土/川]−11

Kodou-1787.jpg Kodou-1788.jpg Kodou-1793.jpg
【写真説明】構造上「五孔圓拱閘門」と呼ばれる曹公旧[土/川]取水口水門。左、中央写真に見られるように水門が五分割されているからである。道光年間起工時の「曹公[土/川]」と光緒年間修復時の「重脩(修)曹公[土/川]」の二枚のプレートが嵌め込まれている。左写真古水門上部、並びに、中央写真右側上部が史蹟公園駐車場。下掲写真は、それら二枚のプレートの拡大写真。但し、今に見る古水門は日本時代再建だが、二枚のプレート並びに上掲載写真に写る水門足下の五個の煉瓦が露出した構造物が清代遺構。
[写真をクリックして拡大] 本文へ...
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 『水の古道』曹公[土川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

『水の古道』曹公[土/川]−12

Kodou-1794.jpg Kodou-1795.jpg Kodou-1796.jpg
【写真説明】左写真は高屏渓右岸に設けられたサイクリングロード上に立つ曹公旧[土/川]の案内板。通称「五孔水門」であるがこの案内板では「五孔頷」となっている。実際この案内板が立っているのは曹公新[土/川]取水口近くである。中央写真は、曹公新[土/川]取水口近くに設けられた公園兼駐車場。どのような人々の来訪を意図したものか判然としないが、恐らく偶々新[土/川]取水口付近に位置しているだけだろう。新[土/川]取水口に関する一切の案内板は見当たらない。同写真左側に進むと新[土/川]取水口に行き当たる。右写真は、中央写真の筆者の背中側に位置する或る工場外側路地。同写真中央に写る路地奥で左側に写る工場のコンクリート塀が切れるが、そこに日本時代再建の新[土/川]取水口が取り込まれている。
[写真をクリックして拡大] 本文へ...
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 『水の古道』曹公[土川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月24日

『水の古道』曹公[土/川]−13

Kodou-1797.jpg Kodou-1798.jpg Kodou-1799.jpg
【写真説明】然る日系会社台湾子会社東側、高屏渓側に面したコンクリート塀取っ付きに組み込まれた日本時代再建の「新[土/川]水制門」の様子。左写真はサイクリングロード側から臨む工場のコンクリート塀、同写真中央部の白色トタンの下が水門。中央写真はその拡大写真、電源盤、ケーブルは工場の物。右写真上に、日本時代の新[土/川]水制門の刻字、右側の樹の陰に[土/川]の文字。曹公旧[土/川]水門がその構造から五孔水門と通称されるのに対し、新[土/川]水制門は三孔水門と通称される。この工場が解体されない限り残り続けるであろうが、いざ解体されコンクリート塀も壊される時、この由緒正しき水門を残そうと云う声が聴かれるだろうか?(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 『水の古道』曹公[土川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする