2016年10月01日

『水の古道』曹公[土/川]−14

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【写真説明】改装された鳳儀書院内は被写体としては魅力に富むのだろうが、余りに真新しく下手の横好きでは見栄えのする写真が撮れず割愛。左写真は同書院内の資料室にある「鳳山雙(双)城古道」のパネル。短い解説で通常なら翻訳を供したい所だが、今はその気力無し。申し訳ありません。中央写真はその古道(赤線)詳細図。同写真左上の囲みの鳳山県旧城(高雄市左営区)と右下の囲みの鳳山新城(同市鳳山区)を南北に結んでいる。右写真は鳳山市街地で見掛けた日本時代の家屋、写真に写る三軒すべてで、このように鳳山市街地にはまだまだ日本時代の建築物が多く残る。これは余談だか。
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2016年10月08日

水沙連古道−9

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【写真説明】左写真は現存の水沙連古道の最高点付近に立つ高圧電線架。中央写真はその高圧線鉄塔脇から古道最高点に位置する廃棄された土地公まで続く古道の様子、アスファルト道で古道の趣は失われているが、最高点だけに眺望と吹き抜ける風が、本古道の白眉を形成している。右写真はその土地公、中央写真の最奥部に位置する。
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2016年10月15日

水沙連古道−10

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【写真説明】西側入口から古道約1,400メートル付近に、古道最高点南側に位置する土地公鞍嶺、小高い変哲も無い頂きへの登山口が表示されていた(左写真)。十分も掛からずに到達出来た。雑木林に囲まれた頂は眺望は全く効かず、それでも多数の布条が結わえ付けられていた。頂に至り別名「二坪山」とも呼ばれていることが判った(中央写真)。右写真は、三回目の踏査起点となった古道西側入り口から2,000メートル里程標越しに望む、文字通り小高い変哲も無き頂き、二坪山。下掲写真は、「水沙連古道−6」で紹介した「竹登天宝堂」。日本時代の面影が些かでも残っていることを大いに期待したのだが、銀ぎら銀の現代台湾廟堂でがっかり。。。(終わり)

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2016年10月22日

安通越嶺古道−1

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【写真説明】安通越嶺古道の西側起点を安通温泉と紹介されることがある。玉里市街地の東側に掛かる玉里大橋で秀姑巒渓を渡り、省道30号線が海岸山脈を登り始める袂、同省道北側に小さな今は瀟洒な温泉街がある(左写真)。日本時代の玉里温泉である。その温泉街入口付近に贅沢な造りの「安通温泉大旅社」が構える。「安通温泉旅舎」として花蓮県の歴史建築に指定されている(中央・右写真・下掲)。これらの写真は2010年に撮影したものだが、今現在も温泉街の規模は変わらない。花蓮県内には瑞穂、紅葉と日本時代開発の温泉街があるが、安通を含め、花蓮県三大温泉と称されている。その中でも日本家屋の復元・模造状態は安通温泉大旅社は第一等である。筆者自身はまだ玉里温泉の湯を堪能する機会を逸したままなのだが。
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2016年10月29日

安通越嶺古道−2

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【写真説明】左写真は、花蓮県玉里鎮の玉里市街地にある廟堂の中でも有数の玉里協天宮に掛かる扁額。夜間撮影、協天宮自体の写真は撮影していないのだが、夜間であったとこと、台湾では極く有触れた廟建築であったからだと思う。玉里市街地が八通関越嶺道起点であると同時に、安通越嶺古道の起点でもあることを証明している歴史的な証左の事跡である。中央写真は、安通越嶺古道西段の最初の国家歩道指導標、4.2キロの距離は、国家歩道として整備された出入口までの距離である。同写真上奥に写る山並みが海岸山脈。右写真に写る省道30号線23.5キロに掛かる富祥橋袂にその最初の指導標が立つ。
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