2019年03月02日

桶後越嶺古道−2

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【写真説明】左写真は、前回紹介した地鶏料理店から産業道路を5`程度遡った場所にある指導票。そこではコンクリート道路が地肌を露出させており、まだ車で入り込めそうだったが、駐車し歩き出した地点(中央写真)だと思う。林務局が古道として整備した出入口は更に500b程入り込んだ場所(右写真)で広場になっており、「7`」の里程標が立つ。烏来側古道出入口からの距離である。台湾高山の和(なごみ)は玉山箭竹のうねる様な草原であるが、台湾低山の和は、中央・右写真に代表される萱(茅)の大群、ススキの穂が靡き出すと格別である。(続く)
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2019年03月09日

桶後越嶺古道−3

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【写真説明】礁渓側古道出入口から1`、烏来側から6`地点が古道最高点、古道の起伏と云う意味では、変化の少ない本古道中のマイルストーンである。この最高点に至る前に最初の桶后渓との渡渉点が顕れる(左写真)。実際は左写真に見る通り、桶后渓源頭に近い。そこを抜けると、古道中、萱(茅)が最も美しい段である(中央写真)。右写真は古道最高点付近。尚、古道全段の案内図は、『Tony的自然人文旅記』(867)掲載分が非常に分かり易いので、参考にして欲しい。尚、ウィキペディアの「ススキ」の項を閲覧したら、実に興味深い説明があったので、そのまま「追加」記事とした:
[写真をクリックして拡大] 本文へ...
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2019年03月16日

桶後越嶺古道−4

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【写真説明】既に「桶後越嶺古道−2」からそうなのだが、宜蘭県礁渓側出入口から歩き始めたので、その順番で古道の風景を紹介している。但し、林務局設置里程標の距離表記は、新北市烏来側からなので、投稿記事中の距離表記に戸惑う読者もいると想像されるので、全長7`のマイルストーンを列記し、今回も含め以後の写真掲載の便宜を図りたい。実はこの作業を通じて、起伏の少ない古道故、歩行1`1時間を目安に割り振りしてみないと、当時撮影した写真が凡そ何処なのか?見当が付けられなかったからだ。当時往路は、0715に出発し、0945に到着、この間2時間半。今回掲載の写真は第二渡渉点(5`−2`)前後で撮影されたものと想定されるが、渡渉点で撮影したものはどれか?判別出来ず。(続く)

礁渓側古道入口(7`−0`)

(第一渡渉点、萱草原)

古道最高点(6`−1`)

(第二渡渉点、柳杉林)

第二吊橋(3`−4`)

大礁渓山登山口(第三渡渉点)(1`−6`)

桶后吊橋、烏来側古道入口(0`−7`)
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2019年03月23日

桶後越嶺古道−5

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【写真説明】第二渡渉点を過ぎてから烏来側古道出入口に向かい3`程は、杉の植林中の路程となる。尤も『Tony的自然人文旅記』絵図からの推測であり、筆者の記憶には無く、自身の撮影した写真に残っていたのが、左写真。絵図には柳杉林と記されているが、柳杉をそのまま日本語サイトで検索すると、上位に出てくるのは、木材会社のサイトで、その中の一つをそのまま拾うと以下のような解説があり、どの木材会社のサイトも似たような説明が供されている:
「柳杉(リュウスギ/ヤナギスギ)は、ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹です。第二次世界大戦後、中国にて日本のスギの苗を大規模に植林したものとされています。その為、中国・四川省原産ですが、日本のスギとDNAが同じとされており、色味、材質、肌触りなど、ほぼ日本のスギと同じ性質を持った材として知られています。」日本語の杉と漢語の杉の違いまで踏み込んでしまうと煩わしいので、この程度の説明に留めておく。中央写真は、その杉木立が続く古道右岸側に架かる第二吊橋とその脇に立つ指導標(3`−4`)。同指導標中に、三座、大礁渓山(標高1,161b)、小礁渓山(同1,147b)、烘爐地山(同1,166b)、に加え、阿玉山(同1,420b)は日本時代からよく登られてきた烏来地区の山々だが、標高こそ引くけれ、渓谷沿いに登山口があると云うことは、落差が大きいと云うことになるので、今後筆者がそれらの一座でも登る機会があるかどうか?自信無し。右写真は、第二吊橋を越えた先の古道景観。(続く)
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2019年03月30日

桶後越嶺古道−6

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【写真説明】桶後越嶺古道の烏来出入口が近くなると、川幅が拡がるに連れ、水深の深い鮮烈な淀みが現れる(左写真)。又、コンクリートの人工物も見え始める。柳杉植林帯を抜けて仕舞うと、第三渡渉点に出会い、古道起点(0`ー7`)(右写真)まで1`余り(中央写真)。。。(続く)
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