2019年05月04日

哈盆越嶺古道−4

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【写真説明】今回掲載した三枚は「哈盆越嶺古道も日本時代は対タイヤル族管制の為の理蕃道として整備された」証左―一つは、平板な石を敷き詰め警備道を補強した路側石(左・中央写真)。もう一つはタイヤル族管制の為に警備道上に鉄線を渡し通電させていた碍子。碍子が樹木に取り込まれ年月を感じさせる。これらは嘗て日本人が整備した警備道(理蕃道)に残存する典型的な遺址である。(続く)
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2019年05月11日

哈盆越嶺古道−5

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【写真説明】「桶後越嶺古道−1」で書いたように、哈盆越嶺古道を表し誰かが「台湾のアマゾン」と呼んだ。同記事でその所以を南勢渓の渓谷美に在りと言い切ったのだが、実は自信が無い。かと言って他の所以を思い付かない。古道5〜6`と推察される地点にロープを結わえ付け南勢渓迄降りて行ける場所がある(左写真)。筆者の記憶する限り、歩道+古道上で実際川底に降り立てるのはここ一箇所だと思う。この点は、桶后渓川底すれすれに開削された桶後越嶺古道との大きな違いである。哈盆古道は南勢渓右岸沿いかなり高い地点に忠実に開削されている。鬱蒼と茂るオオタニワタリ(右写真)と組み合わされば、アマゾンのイメージか?(続く)
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2019年05月18日

哈盆越嶺古道−6

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【写真説明】今回は哈盆越嶺古道カテゴリーを閉じるに当たり古道美三景を選んだ。。。(終り)
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2019年05月25日

『水の古道』隘寮[土/川]−1

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【写真説明】屏東県内埔郷水門村の市街地内に隘寮圳の導水路が口を開けている。約1`のトンネルを経由した隘寮渓の水が豪快に落とされ市街地の真ん中を流れる。今も日本時代、昭和13年竣工のものがそっくり健在である。左写真はその導水路に掛けられた水門橋。導水路の両側は「水利休憩公園」として遊歩道が渡してある。その一部は導水口上部まで階段が付けられており、中央写真はその階段途中から望んだ水門村市街地と隘寮圳水門橋(同写真中央)。右写真は隘寮圳トンネル導水口から流れ落ちる水、恐ろしく鮮烈であり、整備のいい加減な公園仕立てとは対照的。
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ラベル:台湾 古道
posted by 玉山 at 18:55| 台北 ☀| Comment(0) | 『水の古道』隘寮[土/川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする