2020年09月05日

出関古道−2

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【写真説明】今回と次回投稿は出関古道西段(聖関段)、即ち関刀山頂上に至る迄の古道景観を殆ど写真のみで紹介したい。今回は当該古道前半、次回は後半部と大まかに分けることとし、時間、距離等の細かい数字は省くことにする。古道と呼ぶにしろ、登山道と呼ぶにしろ、この段は筆者にとっては非常に気持ちの良い景観の連続だっただけに大いに満足した。上段左写真は、関刀山への実質的な登山口、丁度階段の修復作業中だった。中央写真は、出関古道東西段の分岐点附近、即ち筆者が出発した関刀山登山口方向を振り返ったもの、同写真右奥に聖衡宮が見えている。右写真は、更に高度を稼ぎ中央写真と同方向を望んだもの。前回の記事で紹介した無基点峰の雲洞山とその平たい頂上稜線上に眺望台が覗いている。この眺望台下が出関古道東段の実質的な起点となっている。詰り出関古道西段から東段方向を望んでいることになる。下段の三枚は西段前半部の古道の光景。下段右写真は古道が関刀山に取り付く鞍部附近で産業道路と交錯している場所、右側が取り付き地点、左側の階段は古道上に元々設えられていたものか?登山道として整備された時付けられたものか?は判然とせず。筆者としては前者だと思いたいのだが。(続く)
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2020年09月12日

出関古道−3

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【写真説明】出関古道西段の後半部分の景観。この段の古道の魅力は雑多な植相を楽しめることだ。上段左写真では判り難いのだが、古道両側の木立は古い蜜柑の木である。とうの昔に打ち捨てられたものだが、古道沿線の嘗ての畑作の名残である。中央写真は関刀山山頂山塊を撮影したものだが、古道西段沿線からはこの程度の眺望が精々である。雲洞山頂上からの関刀山及び稜線の写真は後日紹介する。右写真は茅藪の中を潜り抜けるような感触の一段。下掲左写真は野生と思われるバナナ畑を過ぎる。中央写真は関刀山頂下の竹林、野生と謂うより筍栽培目的に植え込んだもののはずだが、美しい。右写真は関刀山頂直下、前回投稿中の下段右側に写る石段と同様の石段だが、古道本来のものかどうか?(続く)
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2020年09月19日

出関古道−4

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【写真説明】左写真は出関古道西段を登り切った際に最初に目にする関刀山頂上の広々とした景観、三角点は同写真奥に埋定されており見えない。中央写真は古道東西段の分岐点方向、即ち関刀山登山道出入口方面に鎮座する雲洞山を望んだ。右写真は地籍三等三角点、筆者の手元にある『台灣全覧』には括弧付きで(「挿旗[山|東]」)の表記もあり、どちらが点名(点の記に記載された基点名称)なのか?は判然とせず。三角点は左写真奥のもう一つの広場脇に埋定されており、その三角点を含む▲パノラマ写真、同写真に写るカップルが居る場所が三角点。同写真に写るコンクリート構造物の残骸が元々何であったのか?は想像が付かず。いずれにしても、平坦な山の頂上はこの上無く気持ちが良い。関刀山頂上は絶品である。(続く)
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2020年09月26日

出関古道−5

【写真説明】出関古道の最初の紹介記事の中で、古道東西段の分岐点を一応苗栗県県道130号線上としたが、実際古道東段の出入口は雲洞山最高所の眺望台(下掲写真)北側にある。県道からこの眺望台に至る迄は、「大湖薑麻園休阡_業区」(通称「薑麻園」)が横たわり遊歩道が付けられているので、ハイカーの好みによりコースを選べるのだが、総じて退屈な遊歩道だ。但し、眺望台からの眺望は先の投稿で紹介したように、腕に自信のあるカメラマンが群がる様が保証してくれている。その眺望台から撮影した写真二枚と聖衡宮横の民宿二階から撮影した写真を以下に掲載しておく。■マークをクリックして欲しい:

眺望台から南西方向、関刀山とその稜線。この方向からだと大人しい山勢である。
眺望台から北東方向、即ち出関古道東段を望んだものだが、実際古道がどう延びているのか?までは判らない。同写真左奥に写る小山は、古道東段のマイルストーンの一つ、新百二份山(標高856b、ネット上で「菜寿凸山」の別称を見付けた)。
聖衡宮横の民宿二階から撮影した南東方向に望む雪山山脈と雲海。2019年11月3日、朝約6時。(続く)

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