


【写真説明】今回と次回投稿は出関古道西段(聖関段)、即ち関刀山頂上に至る迄の古道景観を殆ど写真のみで紹介したい。今回は当該古道前半、次回は後半部と大まかに分けることとし、時間、距離等の細かい数字は省くことにする。古道と呼ぶにしろ、登山道と呼ぶにしろ、この段は筆者にとっては非常に気持ちの良い景観の連続だっただけに大いに満足した。上段左写真は、関刀山への実質的な登山口、丁度階段の修復作業中だった。中央写真は、出関古道東西段の分岐点附近、即ち筆者が出発した関刀山登山口方向を振り返ったもの、同写真右奥に聖衡宮が見えている。右写真は、更に高度を稼ぎ中央写真と同方向を望んだもの。前回の記事で紹介した無基点峰の雲洞山とその平たい頂上稜線上に眺望台が覗いている。この眺望台下が出関古道東段の実質的な起点となっている。詰り出関古道西段から東段方向を望んでいることになる。下段の三枚は西段前半部の古道の光景。下段右写真は古道が関刀山に取り付く鞍部附近で産業道路と交錯している場所、右側が取り付き地点、左側の階段は古道上に元々設えられていたものか?登山道として整備された時付けられたものか?は判然とせず。筆者としては前者だと思いたいのだが。(続く)


