





【写真説明】梅山郷は竹崎郷の北隣である。この古道も筆者の手元の市販地図帳を眺めている時に眼に留まった。その赤線で示された古道の殆どが嘉義県郷道115線に沿っており山中に入り込んだ古道部は極僅かであるのが見て取れる。竹崎が文字通り筍の産地であるように、梅山も梅の産地である。竹崎市街地から郷道115線を東側に進んだ先にある嘉義県梅山郷安靖村は所謂ド田舎である。鉄筋コンクリートの現代建築物である安靖社区活動中心(上掲左写真)や安靖国民小学校(正式には大南国小安靖分校)が全く場違いに思える。郷道上に「安靖古道」の指導標は多い(上掲右写真)のだが、結局古道足る歩道の起点には辿り着けず。下掲載写真は古道と思われる車道上の景観。序でに加えると、古道の由来に就いては分からず仕舞い。尚、地図帳には安靖古道から枝分かれする柿仔寮古道の標記もあるのだが、指導標には出会えず。(終り)