2013年11月16日

八通関古道東段−10

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【写真説明】八通関古道東段蕨歩道上で出遭った一葉の可憐な蘭の花を紹介したく、記事をもう一つ起こすことにした。野生蘭に興味があれば台湾は正に宝庫である。筆者が台湾山中で出遭う蘭は、取り尽くされた後の商品価値の無いもののみの生き残りか?或いは、台湾政府の保護政策と啓蒙活動が大いに幸いして絶滅し掛けていたものが復活した結果か? いずれにしても、まるで人間を含む動物から隠れるように、将又見下すように存在していた。右写真は古道沿線で見掛けた普通種と思われる野生蘭。

筆者は蘭博士ではないが、過去記事にしたことがある通り、父の影響で些か興味がある。これまで本ブログで少しばかり本気で蘭に関する記事を書き写真を掲載したことがあるので参考にして欲しい;

*「浸水営古道−8
*「恒春卑南古道(阿朗伊古道)−15

蕨歩道で見付けたというより、ふと見上げたらそこに蘭がぶら下がっていたというイメージに近い。父には台湾野生蘭図鑑を寄贈したことがあるが、私の手元にはそれに類するものが無いので、名前はその内に調べようと思う。

この記事を書きながら、或る鹿児島県出身の作家のメルマガを見ていたら、「新種のラン:光合成せず、花咲かず 鹿児島の離島で発見」というニュースがリストアップされており、その偶然に感謝した。台湾花蓮県の「空中に浮かぶ蘭」に関する薀蓄を傾けるのは余りにも情報が乏しいので、その「植物であることをやめた蘭」のニュース記事で穴埋めすることにして、一旦、八通関古道東段を閉じることにする。(終り)

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新種のラン:光合成せず、花咲かず 鹿児島の離島で発見
[毎日新聞 2013年11月07日 20時22分(最終更新 11月07日 21時44分)]

鹿児島県三島村で発見されたラン科の新種「タケシマヤツシロラン」=末次健司研究員提供(写真は割愛)
 
京都大大学院人間・環境学研究科の末次健司研究員(植物分類学)は7日、鹿児島県三島村の離島・竹島(屋久島の北約40キロ)で新種のラン科植物を発見したと発表した。「タケシマヤツシロラン」と命名され、近く、フィンランドの植物学会誌に掲載される(電子版は掲載済み)。国内で未知の植物が見つかるのは極めてまれ。また、このランは光合成をせず、花も咲かせない。末次研究員によると、こうした特徴を持つ植物は世界で2例目という。

末次研究員によると、光合成をせずに他の植物や菌類から養分を奪う「従属栄養植物」を調査中の昨年4月、竹やぶの中で100本以上が自生しているのを見つけた。既に知られている「ハルザキヤツシロラン」に近い種類だが、花の内部構造に違いがあり、新種と判明した。

タケシマヤツシロランは土壌の菌類から栄養を取る。普段は地中で栄養を蓄えているが、春先の約1カ月間だけ地上に長さ約7〜16センチの花茎を伸ばす。花は開かずに、つぼみの中で自家受粉し、数万個の種子を数十メートルの範囲に飛ばす。

光合成をせず、花を咲かせない(閉鎖花)という二つの特徴を持つ植物は、同じヤツシロランの一種が台湾で確認されているという。光合成をしない植物は、主に地中で生活できるため、動物などに食べられにくいという利点があると考えられるが、花を咲かせない理由は不明。末次研究員は「植物の主要な特徴を失っており、いわば『植物であることをやめた植物』。不思議な生態に至った経緯を解明したい」と話している。【堀智行】
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posted by 玉山 at 14:04| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八通關古道-東段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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