2014年02月08日

淡蘭古道−11

Kodou-1264.jpg Kodou-1265.jpg Kodou-1266.jpg
【写真説明】亀山島一周クルージングは、北側埠頭を出発すると時計回りに一周し最後はそのまま烏石港に戻るコースが普通だ。亀山島は頭が東側、尻尾が西側、即ち対岸の台湾本土側に突き出した格好だ。クルージングは、北側埠頭を囲んでいる亀尾を出発、亀爪、亀首、二頸、亀尾巴の順で回遊する。左写真は、亀尾、中央写真は、東側から望んだ亀山と亀首、右写真は、亀首を迂回し終り、亀尾側に戻る途中から亀首側を望む。下掲の右写真は同島に設置された40ミリ高射砲トーチカの一つから台湾本土を望んだ。右写真は同トーチカを海側から望んだもの。亀山島全体の写真はここをクリック。

<亀山島−3>
現在、亀山島へ上陸する為には、書面(インターネット)に依る事前申請が義務付けられ、前述の上陸可能期間に加え、毎日の上陸者数、遊楽活動可能場所にも制限を設け、同島から石一個も持ち出させないような徹底した自然生態維持管理(註15)が為されている。亀山島の最高点は海抜398メートル、甲羅の真ん中であり、401高地(註16)と呼ばれている。筆者は断然この最高点に登る積りでいた。ところが、401高地を含む島嶼北側に設けられた遊歩道を散策する為には、少なくとも上陸予定日の20日以前に申請する必要があるとフェリーに乗る前に教えられ非常に悔しい思いをした。一般の遊楽客は上陸した後は、往時の廟、住居並びに学校校舎がそっくり残る旧村落が面する湖―亀尾湖の周囲に設けられた遊歩道と、同じく同湖に面するように設けられた軍事地下壕に案内される。

亀山島での上陸活動が終わると、次は、亀山島一周クルージング、刻々と形を変える豪快な島嶼全体の地形と、汚染とは無縁な飛び切り綺麗な海水に洗われる海岸線の変化は実に圧巻で、401高地への登頂を逸した無念さは途端に吹き飛んだ。環島と呼ばれるクルージングが終わるとそのまま烏石港へ帰港、約三時間のツアー(註17)が完了した。(>(メルマガ「台湾の声」2012年11月10日掲載分の一部を改編)(終り)


(註15)例えば、上陸最大人数は平日午前300名、午後100名、週末午前300名、午後200名、団体遊楽客数の最大数は45人以下。。。という具合である。

(註16)頂上展望所の高さが3メートルだから、398+3=401という説明を台湾ではよく聞かされるが、真偽の程は筆者は未確認。というのは日本時代の地形図では401メートルの測量になっているからだ。亀山島に関しよく聞かされる別の故事は、日本時代、南洋戦線の日本軍の毒蛇用血清の需要に応える為に、この島には毒蛇研究所が設置され多くの毒蛇が飼育されていたが、日本が台湾を放棄すると同時に、これらの毒蛇を野に放してしまったので今でも亀山島は毒蛇(百歩蛇のことか?)が多い―というものだ。これも筆者自身は未確認の為、本文記事に掲載するのを躊躇した。尤も、島内に毒蛇注意の警告板があるのは筆者自身確認しているし、コンクリートで形成された地下壕の入口にも同警告板があったのには驚いた。

(註17)亀山島ツアーは基本は四種類;A)筆者が体験した島嶼上陸+環島、B)上陸+環島+賞鯨と呼ばれるクジラ・イルカ・ウオッチングを組み合わせたツアー、C) 環島+賞鯨、D) 環島のみ。豪華版のBコースでも約四時間で烏石港に戻って来る。

Kodou-1267.jpg Kodou-1268.jpg
posted by 玉山 at 00:00| 台北 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡蘭古道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック