2019年04月20日

哈盆越嶺古道−2

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【写真説明】カラモチ歩道段の哈盆古道の景観を二枚選んだ(左・中央写真)。何故かこの段の古道脇の保護柵は黄色と緑の段々である。歩道上の指導標の材質も林務局のものとは異なる。恐らく福山村が自前で整理したのだろう。軈てカラモチ歩道と哈盆古道の分岐点に至る(右写真)が、前述したように歩道部分も古道である。指導標左側「福烏道路」とは福山村と烏来市街地を結ぶ幹線道路、西側古道起点、右側「哈盆露営地」とは林務局管理の古道東側起点、福山植物園の西側である。

「ハブン」、「カラモチ」の由来について続ける。『日治期五萬分一―臺灣地形圖新解』の巻頭部に索引の為に「三十萬分一臺灣全圖」(大正十三年臺灣総督府警務局出版)が付いているが、それを子細に眺めていたら、「ハブン社」と「(リモガン)」の記載を見付けた。但し、前者の記載位置は烏来地区からはかけ離れた場所にあり、同地図で烏来地区の同名の集落名が無いので誤植の可能性もある。後者が括弧付きで表記されているのは、原住民集落と云うより駐在所所在地の性格が強く、場所は現在の哈盆越嶺古道上、福山村古道入口から東へざっと5`ぐらいの位置になる。

他方、現代の『台灣全覧』をもう一度見返したら、「下盆(哈盆)」の地名表記を見付けた。教会のマークも付いている。烏来温泉街から南への下りは桶後古道起点に至る省道9号甲線と、福巴・哈盆古道起点に至る新北区道107号線に分かれる。前者が桶后渓沿い、後者が南勢渓沿いの自動車道になる。新北区道107号線の17`地点が福山村であり、その北側15`地点が下盆(哈盆)である。もうこれ以上の詮索はしないことにする。(続く)
posted by 玉山 at 10:38| 台北 ☁| Comment(0) | 哈盆越嶺古道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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