


【写真説明】出関古道西段の後半部分の景観。この段の古道の魅力は雑多な植相を楽しめることだ。上段左写真では判り難いのだが、古道両側の木立は古い蜜柑の木である。とうの昔に打ち捨てられたものだが、古道沿線の嘗ての畑作の名残である。中央写真は関刀山山頂山塊を撮影したものだが、古道西段沿線からはこの程度の眺望が精々である。雲洞山頂上からの関刀山及び稜線の写真は後日紹介する。右写真は茅藪の中を潜り抜けるような感触の一段。下掲左写真は野生と思われるバナナ畑を過ぎる。中央写真は関刀山頂下の竹林、野生と謂うより筍栽培目的に植え込んだもののはずだが、美しい。右写真は関刀山頂直下、前回投稿中の下段右側に写る石段と同様の石段だが、古道本来のものかどうか?(続く)


