2023年03月04日

美濃古道−0:概観

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【写真説明】美濃を代表する文物を一つだけ挙げよと問われれば誠に難しい問題だ。筆者は生涯(願わくは)一ハイカーと云う立場から、玉山山脈最南端を形成する月旗(縦走)稜線(月光山−旗尾山)を提案することにする。このGoogle Mapから起こしたダイヤグラムは、高雄市街地と旗山区を結ぶ高速道路10号線が旗山市街地に近付くに連れ眼前に立ち現れる大山岳の容貌を呈する稜線のシュミレーションである。左写真は旗尾山山頂の展望台から北側を望んだ(2019年6月撮影)。中央写真は旗尾山山頂直下から南側、前述稜線の最後尾を望んだ(同撮影)。右写真は、月旗稜線を美濃側から望んだもので、月光山(右側)と旗尾山(左側)共に写り込んでいる。畑の作物、誠に申し分けないことに失念した(2019年11月撮影)。
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2023年03月18日

美濃古道−1:美濃古道(1)

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【写真説明】月光山と旗尾山を結ぶ縦走路中、手作り指導標は豊富に配置されている。左写真の電柱上の指導標はその一例。中央写真は同縦走路中に繰り返し表れる「月旗」のマーキング。右写真は縦走路中初めて遭遇した「美濃古道」のマーキング。詰まり東西に走る月旗縦走路と南北に交差する越嶺点である。

壽山古道と云う固有名詞の意味する所は極めて包括的な呼称だった。美濃古道も壽山古道と同じく美濃地区の古道の総称と思い込んでいたのだが、実は独立した所謂越嶺道である。月光山から霊山を目指し、月旗縦走路を初めて穢した2016年12月に、「美濃古道」のマーキングを目撃、改めてこの縦走路を歩くことを誓った。それから約三年後の2019年10月にこの越嶺道を南側からアクセスしたのだが、月旗縦走路から外れる越嶺点が判らず、美濃古道経由の完全な越嶺を逸してしまった。それでも久々に古道然とした旧越嶺道を踏査する機会に恵まれ興奮した。古道発生機序の第一は越嶺道である。美濃古道とは現在月光山隧道に襲われた月旗稜線を乗越し、現在の行政区画では美濃区と杉林区を繋ぐ交易道だ。このダイヤグラムで嘗ての越嶺道が現代のトンネル開鑿技術の恩恵を被り古道に転じた背景が良く分る。月光山隧道のトンネル部分は灰色表記になっているが、現代の古道歩きはこの灰色表記の南北両端を結ぶ線に沿う。(続く)
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2023年04月01日

美濃古道−2:美濃古道(2)

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【写真説明】美濃古道南端へのアクセスは、月光山隧道南側出入口付近から西側に開鑿された産業道路を辿ることになる。美濃第四公墓とナンバリングされた共同墓地の中に在る。上段左写真は、市道181号線となる月光山トンネル南側出入口と、古道南端に至る産業道路との分岐点。中央写真は、古道南端地点に鎮座する土地公、この裏に土地公に参る人々の為に設けられたベンチがあり、その脇にて正真正銘の美濃古道出入口に迎えられる。そこには、下段左写真に写る二基の指導標残骸が置かれていた。左側には「美濃百年越嶺古道登山口」、右側には「美濃古道莿桐坑登山口」の表記が見える。中央写真は、古道登山口より入り込んだ所で振り返り登山口側の古道状況を撮影、右写真は同地点の進行方向側の古道状況。2019年10月時点でさえも美濃古道へのアクセス密度は低いものだった。筆者はそれ故興奮したのだ。(続く)
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2023年04月15日

美濃古道−3:美濃古道(3)

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【写真説明】初回のトライアルだったので、月光山−霊山縦走路に出会うまでは長く難儀な登山を強いられたと云う感が強かったが、台湾ネット内で提供されているGPX情報に依ると、月光山トンネルの南北端を結ぶ古道部分総延長は約3`程度しかない。ここに掲載した写真上段は、古道景観、基本赤ペンキの矢印が、中段左・中写真のような純手製マーカーと共にハイカーを誘う。中段右写真は、月霊縦走路から美濃越嶺道北側の高雄市杉林区の眺望。掲載写真下段は縦走路越嶺点付近の景観。但し、実際の越嶺点は縦走路をもう少し西側に辿る必要があり、その知見を持ち合わせていなかった為、月光山トンネル北側出入口に到る下降ルートを見付けられず。そのまま辿って来たばかりの未整備状態の古道を折り返すのは体力的に負荷が大きいと誤判断、月霊縦走路を月光山方面へ辿り駐車地に戻って来たが、6時間を超す歩行となり疲労困憊、そのまま折り返していれば恐らくその半分以下の時間で済んだはずだ。(終り)
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2023年04月29日

美濃古道−4:月霊旗縦走(1)−旗尾山

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【写真説明】先ずは月霊旗縦走路西端の旗尾山第一登山口の風景写真を掲載することにしていたのだが、幾ら探しても見付からない。その登山口からいきなりハイカーを興奮させてくれる登山道風景と情況が連続する。二つのピークと各々の三角点に出遭えるのは申し分無し。その先で第二登山口からの登山道が出遭う部分の森の様相は格別だ。左写真は、第二登山口から登り始め、第一登山口からの主脈登山道との出遭い直下で撮影。同写真に写る大木は、(筆者の記憶が正しければ)マンゴーの栽培木である。中央写真は上記の三叉路の風景、主脈登山道が三叉路を過ぎた辺りでの撮影。三枚とも2019年10月6日撮影。
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2023年05月13日

美濃古道−5:月霊旗縦走(2)−旗尾山(2)

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【写真説明】月霊旗縦走を魅力的なものにしている要素として、二つの景観の取り合わせ−外側に広がる美濃・旗山の豪快にして緻密な眺望と、内側の登山道に取り込まれた泥と岩石の取り合わせの妙―が自然にして絶妙と云う点があると思うが、筆者の筆力と撮影術ではそれを披歴するのには無理がある。旗尾山第二登山道と主脈の第一登山道が出会った後は、登山道を形成する岩石の塊が次第に大きくなり、第三登山道と第一登山道が出遭う旗尾山頂上直下迄、岩石との格闘、或いは会話が続く。又、これら岩石群は高度を上げるに従い、外側の眺望に対する露出度が大きくなる。今回は、上記区間に鎮座する巨石を三例紹介することに留めたい。然も無くば相当数の写真で埋めなければならない。第一登山道と第三登山道の出会い、即ち旗尾山頂上直下にある右写真の巌(いわお)に不動明王と刻んだのは日本人だと思う。頂上には「旗尾山祠」の碑があるのだが、旗尾山を取り巻く今は散乱し尽しているように思える日本時代の宗教施設の調査報告書の類に出会えていない。三枚とも2017年8月27日撮影。(続く)
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2023年05月27日

美濃古道−6:月霊旗縦走(3)−旗尾山(3)

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【写真説明】前回、前々回は旗尾山第一登山口と第二登山口から入山した際遭遇する植相と岩盤を紹介した。旗尾山第三回目の投稿は第三登山口からの極めて特異な登山道と登山である。その特異さ とは。。。。。900余段の階段は登山口からいきなり設えられているわけではない。先ずは緩い登りの産業道路を15〜20分程歩く必要がある。そこから階段が始まり健脚なハイカーは15分内外で登り切ってしまう。詰まり片道半時間の登山ということだ。この階段登りを日課としておられる方が居るそうだ。筆者の場合、登りの苦しさを心理的に軽減する為に、100段毎に声を出している。この子羊生活遊戯方式は効果がある。上段左写真は第一・ニ登山口から登って来たハイカーが第三登山口からのハイカーと出会う三叉路で、850段辺りの踊り場だ。同写真左奥に見える岩場は前回「旗尾山(2)」に掲載した右写真の岩場と同一だ。中央写真は旗尾山頂上の鉄筋二階建ての大東屋への入口、右写真は旗尾山山頂への最後の一段状にペイントされた段数。下段左写真は、三等三角点、筆者は長い間地籍三角点、詰まり日本に依る台湾領有初期臨時土地調査局が埋定したものと思い込んでいたが、台湾ネット上では戦後、水資会、或いは水資局なる国民政府機関に依り埋定されたということになっている。今現在だと台湾自來水公司の一機関だと予想されるが筆者自身は特定出来ず、又、明確に過去の当該機関の成立・背景を記したものに出会えていない。従って「水資局高屏64号三等三角点」のような情報提供には不足はないが、残念ながら出所が全く示されていない。
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2023年06月10日

美濃古道−7:月霊旗縦走(4)−旗尾山(4)

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【写真説明】上段左写真は、前回の投稿で掲載した下段左写真の撮影者背中側に位置する、「昭和十四年二月十一日建立」の銘を持つ「旗尾山祠」、残念ながらどのくらいの規模とデザインで存在し、それはどれ位の期間であったのか?台湾ネット上で関連情報を未だに見出せていない。その間に石碑表面の剥落は進む。左写真は2017年2月、右側二枚の石碑表裏写真は2004年4月撮影。この間の摩耗、剥落の進み具合が判るかと思う。下段写真は2019年3月撮影、筆者自身は約15年間気付かず妻が見出した石造仏像残骸。上段左写真右側に写る金属製手摺を伝い降りて行った場所である。当初は前々回に掲載した不動明王の彫り込みとの関係で地蔵菩薩かもしれないと勝手な想像をしていたが、トレードマークの髪の毛らしき意匠も見える。連日多くのハイカーが行き来する場所に露出している遺物だが、この石造物を紹介した記事を未だに目撃したことが無いと云う摩訶不思議。
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2023年06月24日

美濃古道−8:月霊旗縦走(5)−旗霊縦走

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【写真説明】旗尾山(祠)と全縦走路の中間点、霊山の間のメジャーなピークは、西から福美山、(大)金字圓山、人斗山(人頭山、霊山)である。筆者がこのコースを試みたのは二回しかない:2017年2月、旗霊縦走、完走出来ず金字圓山まで至らず、2021年2月、霊旗縦走、漸く完走。。。と云う具合だ。完走した際、車は旗山製糖工場に停め、タクシーで霊山登山口まで赴く方式を取った。上段左写真は霊山歩道出入口の霊山雷音禅寺、相当回数お世話になったが、これ一枚しか残っていない(撮影2006年6月)。中央写真は、霊山歩道を縦走路まで登り切った所に立つ指導標、同写真奥は月光山方面に東進する登山道が続く。背中側、西進すると旗尾山方面に辿ることになる(同2020年7月)。右写真はその背中側にある土地公、福徳祠で休むハイカー、ハイカーの交通量としては台湾南部のトップクラス。上述した「全縦走路の中間点」とはこの地点を指す(2006年6月)。下段左写真は、霊山歩道終点、人斗山山頂の地籍三等三角点。霊山歩道の縦走路と重なる部分は僅かに500b強しかないが、非常に快適な山登りが約束されている(同2006年6月)。中央写真は金字圓山山頂から人斗山の眺望。右写真は福美山山頂から旗尾山(祠)の眺望(以上二枚は2021年2月撮影)。
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2023年07月08日

美濃古道−9:旗霊縦走(2)

Kodou-2914.jpg【写真説明】霊山と云うピークは複数箇所あり、筆者の方でそれらのネタを準備し読者の皆さんにシェアさせていただきと考えていたが、発展的な情報と云うには遠く、一般的な情報の押し売りになりそうなので冒頭でお断りしておく。市販の地図でカバーされるのは以下が一般的で、この他にも様々な形態のコンクリート製石柱が埋められており、それらを借りて山の頂きと看做し山名を提供する作業は戦後、台湾人ハイカー達に依り「遊び」として為されて来た。筆者は或る程度それら背景不明の石柱に反応する方だが、山登りに興味の無い者にしてみれば単なる古ぼけた石柱群に過ぎない:

1)霊山雷音禅寺−雷音寺を核とする霊場、林務局国家歩道霊山歩道の起点。
2)霊山歩道−林務局設営の国家歩道、雷音寺起点、人頭山迄の僅か1.5`に過ぎないが、月霊旗縦走路中のピーク中僅か二基の日本人埋定の三角点の一基が終点人頭山山頂にある。
3)霊山基点峰−台湾人の謂う基点峰とは、測量標準点のことだが、この一座頂上にある基点の測量との関係の有無は筆者には不明。
4)霊山東峰−最も新しい霊山のピーク。「新しい」とは最近頂上に転用出来る石柱を発見したと云う意味だと思う。
5)霊山(標高最高点)−霊山山域と看做される縦走路のピークの中の最高点。台湾サイトを見るとこの地点には頂上を示すマーカー等が残されているが、筆者が歩いた2016年当時は見た記憶が無い。見落としていないとすれば、この縦走路がハイカーで溢れ返るようになったのはつい最近のことだということだ。この地点の別名を旗尾山とも呼んでいるようだ。

今回掲載した写真は、筆者唯一の月霊(月光山-霊山)縦走時の霊山域の登山道脇の石柱で、最高点の北側、石柱には「承租人簡致」と刻まれているそうだから明らかに山登りとは関係無い。(続く)
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2023年07月22日

美濃古道−10:月霊旗縦走(7)−月光山(1)

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【写真説明】月霊旗縦走路の内、西半分の「霊旗」間の紹介は終えたので、東半分の「月霊」間の紹介を行い、この国民的南台湾縦走路の紹介を了えることにするが、実際紹介するのは、「美濃古道」の部分で同縦走路の一部を紹介済みと云うこともあり、雙峰と月光山の二座のみだ。

雙峰はその名の示す通り双耳峰で美濃市街から良く見えている(左写真)。同写真手前の建物は日本時代の美濃警察分駐所警吏宿舎の復元、同地は美濃文創中心(美濃文化センター、ウィキペディアでの紹介は中文のみ)と呼ばれこの警察機関遺構を中心に再開発された区域で、美濃市街地の中では最も賑やかな界隈だ。美濃市街地と縦走路の近しさが感得出来ると思う。この頂上に至るには複数のルートがあるが、最も判り易いルートは、国家歩道指定の月光山歩道が月光山頂上へ至る稜線にマージする際、そのまま産業道路を歩くとその産業道路が雙峰頂上まで繋がっている。この産業道路は雙峰頂上に設けられた通信施設の建設・運用に供されたもののようだが、途中道路が大きく崩壊しているので、今は極上の登山者専用休憩所(中央・右写真)に変じている。雙峰頂上は月霊旗縦走路上には無いので、縦走路からのちょっとした空身の往復が必要だ。(続く)
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2023年08月05日

美濃古道−11:月霊旗縦走(8)−月光山(2)

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【写真説明】既に紹介済みだが、月霊旗縦走路中、林務局管理下の国家歩道に属するのはこの月光山と霊山のみだ。初めて月光山へ取り付いた際は、国家歩道の指導標のスタート(最下段)より遥か下にあるこの土地公(上段左写真)の空スペースに駐車し歩き始めた。実際、ハイカー向けの駐車場はまだ上にあり、スタートゼロ地点は更に上だ。土地公〜スタートゼロ間の距離はざっと2`、しかも急坂、まるで筆者の要領を得ぬ人生の如し、苦労するが何も得られず。反省を込めて何の変哲もない台湾の廟を差し挟んだ。その国家歩道ゼロ地点に立つ案内板(上段中央写真)、正規の歩道長丁度3`であることが判る。月光山と双峰山との分岐点に立つ指導標を過ぎると、月光山方面は直に稜線に出る。右写真は稜線に出る前に出合うガジュマルの大木。筆者にとり稀有な快適さに襲われる月光山東側稜線だが、筆者の技術では何の変哲もない坂道に変じてしまった(下段左写真)。その稜線の頭から月霊旗縦走路を俯瞰(中央写真)、旗尾山ピークは最奥。月光山頂上の光景(右写真)。登山道はここで終りというわけではなく、実際まだまだ東進が可能だ。今回掲載した写真は、2016年12月、2017年11月、2019年10月の三回に渡る山行中撮影したものから選んだ。

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