2010年06月19日

『水の古道』白冷[土川]−1

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【写真説明】恐らく21号線を跨ぐ白冷[土川]、「渡槽」と書かれているが「水橋」と言い換えてもいいのかもしれない。但し、水橋と書かれたものも別に存在する。「恐らく」と書いたのは8号線だったかもしれないからだ。自動車道が下りに掛かる場所にあったので前者だとは思う。同写真に写る自動車の奥にコンクリートの構造物が見えるが、日本時代のもの。そのまま道路端に案内板とともに「展示」してある台中県の歴史遺産である。これは嘘ではない。右写真はその拡大写真。まずは、白冷[土川]のさわりの二枚。

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2010年06月26日

『水の古道』白冷[土川]−2

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【写真説明】これから数回の記事は写真を並べることが主になり記事自体は少ない。実際白冷[土川]の現場を訪ねたのはそれ程昔ではないのだが、何せ一度切りである。前回の記事で白冷[土川]は全長17キロだと書いたが、大体何処をどう走っているか、その後地図を睨んで大凡のコースがおぼろげながら想像出来るだけだ。訪ねた当時は、ただただ「白冷[土川]は何処?」という尋ね方しかしていないわけで、その都度教えられる場所が異なるので当時は混乱していたのだが、考えてみれば当たり前だ。17キロというのは途方もなく長いのだ。

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2010年07月03日

『水の古道』白冷[土川]−3

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【写真説明】左写真は天輪発電所全景。戦後建設されたもの。中央写真は同発電所付近の地図。地図中の「馬鞍堰」が白冷[土川]の現在の主たる取水口。日本時代の取水口は、発電所の大甲渓を隔てて向かい側に位置する。「出水口」と記された付近に重なるのだが、白冷[土川]の取水口のことを指しているのかどうか?右写真は白鹿吊橋、この橋で大甲渓を渡り、オリジナルの取水口に至る。

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2010年07月10日

『水の古道』白冷[土川]−4

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【写真説明】左二枚は日本時代の取水口で、現役である。当時のものがそっくりそのまま使われている。この取水口、大甲渓の水を直接引き入れるのではなく、井戸を堀り伏流水を集める方式のようだ。その直径6メートル、深さ20メートル程の「井戸」の写真も撮ったがピンボケしているのでここに掲載するのを止めてしまった。三枚目はその取水口から宿舎(管理棟?)に上がる階段。右写真は階段を登り切った場所に残る門柱。尚、台湾では「入水口」の文字を用いる。(続く)
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2010年07月17日

『水の古道』白冷[土川]−5

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【写真説明】日本時代の取水口から左写真のような鬱蒼とした樹木の中を潜り抜けると、中央写真に見る「回水記念碑」に辿り着く。そこを歩くのは古道歩きの雰囲気がある。回水とは何か?は本文記事中で説明する。右写真はその「回水」の為に設けられた馬鞍堰。

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2010年07月24日

『水の古道』白冷[土川]−6

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【写真説明】「台湾建築百景」の名を汚すような誠に不出来な写真を三枚並べる。抽藤坑渓2号管と称される巨大なサイフォン、全長約350メートルは、極東随一のサイフォンだそうだ。ところで、この「極東」は日本語であり、英語のFar Eastの訳語である、というのまでは知っていた。実は、この単語、台湾のサイトにある白冷[土川]の説明中に「遠東」とあったのを私が勝手に「極東」としたのだが、間違いはないと思う。極東を「東洋」、或いは「東アジア」と置き換えてもいいのかもしれないが、通常アジアと呼ぶ場合、漠然と中東を外して考えているので、アジア一番でもいいのかもしれない。因みに、中国では専ら「東方」の単語を充てるようだ。

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